平成30年度 ボランティア・市民活動フェスティバル
~「ボランティア」の原点を問う~
1.開催趣旨
少子高齢化や核家族化等,社会構造の変化などから生じる様々な課題が複雑かつ深刻となる中,住民の主体的な支えあいを基盤とする「地域共生社会」の実現が求められ,その実現にはボランティアの活躍に大きな期待が寄せられています。
また,全国各地で発生する地震や豪雨災害などで活躍する災害ボランティアや,本年開催される茨城国体,2020年の東京オリンピック・パラリンピックを支えるボランティアへの関心の高まりもあり,以前よりもボランティアが身近に感じられるようになってきています。
一方,ボランティアが,足りない労力を補完する単なるマンパワーとして捉えられたり,ボランティア活動に対する考え方が人・団体によって様々であり,活動者の広がりが進みにくいなどの課題も生じています。
このように「ボランティア」をめぐる環境が大きく変化する中で,これまで「ボランティア」が大切にしてきたもの,そしてこれからも変わらないものなどを改めて考えるとともに,ボランティアの関心が高まる今だからこそ,「ボランティア」と向き合い,見つめ直すことを目的に,本フェスティバルを開催します。
2.主催
社会福祉法人茨城県社会福祉協議会
3.開催日時
平成31年3月4日(月)13:00~16:30(受付開催12:15)
4.会場
茨城県市町村会館1階 講堂 (茨城県水戸市笠原町978-26)
5.参加対象者
ボランティア・市民活動実践者,市民活動関係者,ボランティアに関心のある方,
市町村及び市町村社会福祉協議会関係者,学校関係者など
6.参加費
無料
7.内容
(1)基調講演「今なぜボランティアの原点を考えるのか」
講師: 大阪教育大学 教育学部教育協働学科 教授 新崎 国広 氏 |
「ボランティア」が生まれた背景,ボランティアやボランティア活動の変遷などを踏まえ,ボランティアの原点を問い,今後の「ボランティア」を見つめ直すために必要な視点などについて講義いただきます。 |
(2)シンポジウム「地域の課題解決をめざすボランティア活動」
コーディネーター: 茨城県ボランティアセンター運営委員会委員長 池田 幸也 氏 (常磐大学コミュニティ振興学部学部長) |
シンポジスト: 大阪教育大学 教育学部教育協働学科教授 新崎 国広 氏 牛久市ボランティア・市民活動ネットワーク(ゆめまちネット)代表 坂 弘毅 氏 ママひろばマザーツリー代表 西中 香代 氏 |
シンポジストのボランティア活動や,ボランティアに対する支援活動から得られた気づきを共有し,これからのボランティア活動について,参加者とともに改めて考えていきます。 |
8.参加定員
220人
9.申込方法
申込書をダウンロードし必要事項を記入のうえ,平成31年2月25日(月)までに,本会あてFAX,郵送,またはEメールのいずれかによりお申込みください。
(申し込みは先着順とし,本会から連絡がない場合は,参加可能とご判断ください)
10.個人情報の取扱いについて
お申込に際しいただいた個人情報は,本フェスティバルの運営以外には使用いたしません。
また,市町村名,所属,役職名,参加者氏名を記載した参加者名簿の資料への掲載を予定しています。
11.その他
駐車場に限りがあるため,お越しの際はできるだけ,乗り合わせまたは公共交通機関をご利用ください。また,マイクロバスで参加を予定されている団体につきましては,本会へ事前にご連絡ください。
12.問い合わ先
社会福祉法人茨城県社会福祉協議会 福祉のまちづくり推進部
〒310-8586 水戸市千波町1918 茨城県総合福祉会館
TEL:029-243-3805
FAX:029-241-1434
E-mail:kurita@ibaraki-welfare.or.jp