手話通訳士は,手話の技術によって耳が聞こえる人と聴覚障害者のコミュニケーションを援助する手話通訳者の公的な資格で,手話通訳の専門的な知識と技術を社会的に保障するために制度化されたものです。
手話通訳士は全国で3,832名(令和2年10月現在)が登録されていますが,ごく一部の人を除いて,まだ職業としては成り立っていません。
多くの人は,別の仕事につきながら,ボランティアとして活躍しています。
しかし,窓口業務を行う職員に企業や組織として手話通訳士資格を取得させる例も多くなっています。
また,最近では,地方自治体などの公的機関などで手話通訳士を採用する場合も出てきています。
手話通訳士になるには,聴力障害者情報文化センターが実施する手話通訳士試験に合格することが必要です。

【手話通訳士試験についての問合わせ先】

社会福祉法人 聴力障害者情報文化センター
〒153-0053 東京都目黒区五本木1-8-3
電話番号:03-6833-5001 FAX番号:03-3356-2389